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「大丈夫、自信を持ちなさい」
約16年の看護の経験を経て、3年前に訪問看護の世界に飛び込みました。
右も左もわからないような状況、訪問先ではひとりで判断しなければいけないことも多く、自分の知識が乏しいことを痛感し不安を抱えながらの訪問が続きました。
そんな中、ターミナル期で訪問開始となった利用者様が「大丈夫、自信を持ちなさい」と優しく言ってくださいました。
温かい言葉に嬉しく思うと同時に、自信の無さが表出し利用者様に不安を与えてしまっていることに気づきました。
住み慣れたご自宅で最期をより良く生活するための看護とは「安心を支援すること」。
そんなとても大切なことを利用者様は私に教えてくださいました。
訪問看護は一方的にケアするものではありません。
様々な経験を重ねた利用者様のお話は私にとって生きる知識になります。
こちらが教えていただくことがとても多いのです。
「大丈夫、自信を持ちなさい」
この先看護を続けていく上で、決して忘れることのない大切な言葉です。